姉
昨日は取り乱した記事を書いてすみませんでした。今日は少しお姉ち・・・姉について書かせてください。
姉はワタシが生まれた時からデカいんです。小学校６年生の時にすでに１７０センチありました。そんな姉にケンカで勝てる訳もなく、よく「俺の姉ちゃんハンターハンターの闘技場のフロアマスターなんだ」（分からない方すみません。まあ強いってことです）なんて友達に言ってバカにしてました。
そして姉は聡明でした。身内のワタシが言うのも癪ですが、勉強面もさることながら頭の回転も早いのです。生徒会はもちろん、高校は地元では有名な進学校、大学は超一流の国立の薬学部でした。しかし薬剤師は向いてないと言い、家族の反対を押し切り中退。プログラミングの世界へ。誰でも耳にしたことがあるゲーム会社やテレビ局で勤務。はっきりいって、わたしと住む世界が違いました。その後辞めて田舎の実家に帰ってきて、全く職に困ることなく、すぐ就職。なんだそれ。
ただ、そんな姉は交友関係は狭いと思いました。今のワタシと同じくぼっちです。よく、実家に帰って来ても一人でいてネットやゲームをずっとしていましたし。彼氏なんて絶対できないし、作る気もありません。自我が強いので母とよく衝突してました。
そんな姉はワタシに色々良くしてくれました。面白い漫画を紹介してくれたり、大学受かった時はPSPをくれたり、東京を案内してくれたり。しかしワタシは姉に何もしない。「ありがとう」の一言さえもろくに言わなかったと思います。
昨年の夏、姉は仕事のストレスで精神的にまいっているみたいでした。そんな姉にワタシは「運動不足だよ。ゲームとかしてないで、体を鍛えなよ。太ってて血流悪いからマイナス思考になるんだよ。病は気からだよ」という訳の分からない言葉を投げつけました。姉はその場でスクワットをしてました。
そんな偉そうなことを言っておいて、体を鍛えていた（よく走ってました）ワタシは昨年末にうつを発症し外に出れなくなりました。仕事を休み実家へ帰ってきました。実家にはもちろん姉がいました。「ペルソナでもしなさいよ」と、ワタシにまたPSPを差し出しました。
ワタシは「あ〜〜〜」と言い、お礼を言わず。
ワタシは無職になったのでこれから姉を仕事場へ送るよう親に頼まれました。勿論、助手席なんかに乗せず、後ろです。姉は降りる時「ありがとう」と手を振ってくれます。ワタシはそれを無視し車を発進します。
そんな生活を送っていたここ数日のことだったんです。
姉は「胸が痛いなあ」と言い、病院へ行きました・・・
ワタシは明日がんの講演会へ行ってきます。
はっきり言って講演会なんて自分にとってハードル高い所に行きたくない・・・緊張する・・・変な汗が出るだろう。また口が痙攣するだろう。でも、がんについて知らねばならない。
緊張して眠れない・・・
明日も姉とガンの患者様にいいことないかなあ〜〜〜〜〜〜〜
うつ（躁うつ・双極性）から来られた方、こんな関係ない記事で本当に申し訳ありません。カテゴリやタイトル、下のバナーもじきに変えます。
